子どもたちにもっとスマイルを!〜子どもの社会問題に取り組む〜

子どもの貧困、虐待を減らし、子どもたちの笑顔を増やしたい。そのために何ができるか模索中。社会に必要とされる1人の人間になるため日々邁進!

子どもの貧困 実態調査へ〜これは大切な大切な第一歩!〜

こんばんわ★

 

 

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photo by Richard Messenger

 

今日こんなニュースをみて「ナイス!」と思いました。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

子供の貧困対策を巡り、政府は、食事の回数や虫歯の数といった子供の生活実態に関する初の全国的調査を実施する方針を固めた。

生活保護世帯の進学率などのデータはあるが、生活や学習の実情は十分につかめておらず、効果的な支援が難しい状況にある。事情は地域ごとに異なるため、全国一律ではなく各市区町村に実施を促す。併せて調査を踏まえた自治体の事業に助成も行う。

 

効果的な支援策を打ち出すためには、世帯収入や食事回数、学校の出欠、成績など「子供の実情」の把握が必要と判断した。

 

実態調査をした上で必要な事業を始め、支援につなげていく。

国をあげて取り組みべき社会問題であるという認識が強くなったということの現れでしょうね。とてもいいこと!まさに子どもの貧困への対策が虐待を減らす一つの対策につながると思います。

 

このニュース以前に「お!これはすごい!」と思っていたのは東京都足立区の取り組み。足立区には子どもの貧困対策担当課があり、子どもの貧困対策への取り組みが注目を浴びています。

 

東京都足立区は、今年度を「子どもの貧困対策元年」と位置づけ、新規事業と拡充事業に乗り出している。その対策の中で、全区立小学校69校の1年生およそ5300人の保護者を対象に、子どもの貧困の実態を把握する無記名アンケートを実施。7月にはすでに、6校約500人に先行調査を行い、11月には、残りの全校で調査する予定だ。家庭の経済状況や子どもの健康状態などを調べ、効果的な貧困対策につなげるのがねらい。 

子どもの貧困でアンケート 健康や家計などから対策へ

 

また、

区は7月、区立の全69校のうち6校の小学1年生約500人の家庭を対象に、保護者の年収や学歴、子どもの生活環境を尋ねる調査を行った。約350人の家庭から回答が得られたといい、保護者からの苦情もなかったという。

 

回収率や調査の質問票の内容は12月にホームページで公表する。回答は国立成育医療研究センターが分析し、来年4月をめどに結果を明らかにする方針だ。

 

子ども貧困調査、回収7割…東京・足立区 : 教育 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

これは「実情をわかってほしい!」という保護者の期待の大きさの現れだと思います。

足立区の取り組みは随時確認していこうと思います。12月の公表もチェックしないとね!

その前に子どもの貧困率の定義の復習や子ども・若者白書も改めてみておこう。

 

大阪府の市町村もおそらく実態調査に名乗りをあげると思います。

できれば可能な限り多くの市町村で実施してほしい。

ぎりぎりの予算しかない行政だが、市町村の実施する事業に対し国からの助成もあるということで、未来の社会的コストを考えると今動いてほしい!

 

今日はこの辺で♪

 

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関連リンク

興味のある人は是非見てほしい!知ってほしい!

 

子どもの貧困対策の推進に関する法律

 

www.asahi.com