考え事 〜廃棄野菜の子どもの貧困の支援への活用方法(案)〜
こんばんわ〜★
今後の自分の方向性が決まっているわけではないため、かなりいろんな選択肢を考えているところ。答えを出すまで時間をかけていいと思っている。
そのため、ブログに書くことが右往左往しそうではあるが、
その時に何を考えていたのか残すためにも書く。
何を思われてもいいし、何を言われてもいいから。
まず、今の仕事を定年まで続けるつもりはない。
それは自分に出来ることがかなり限られてくるし、やはり世界が狭い。
そして仕事柄?組織に対する考え方が時代遅れで人を育てるという意識が全体的に薄いのではないかと思う。
仲良しこよしでしていくのもいいのだが、、、切磋琢磨がない感じかな。
何よりも私が抜けても誰かが来ればできる仕事だ。質などが変わったとしてもだ。
私は「それなら自分でなくてもいいのでは?」と思ってしまう性格である。
なので、自分が何を目指すのか、何をしたいのか考えなおすことにした。
もちろん目の前の仕事は一生懸命することを前提に。中途半端なことはしない。
児童虐待をゼロにするのは無理でも減らしたい!
これは大学時代からずっと思っていること。
元々非行について勉強していた。法務教官になろうとしていたが、合格したものの、世界の狭さにもう少し視野を広げたほうがいいと思い、今の仕事を選んだ。
非行少年少女たちの多くが被虐待児であり、発達しょうがいの傾向がある。
幼いころから虐待を受けると脳へのダメージがあると言われている。
虐待の経験をしてきた子どもたちの育て直しはかなり困難なことが多いのが現実である。
何の罪もないのに「生きづらさ」とすでに抱えてしまう。
もっと子どもが幼い時の段階で家族への支援、助言指導が必要だと思う。
子どもの貧困と虐待
そして私が最近思っているのは「貧困」という問題が、虐待のリスクをかなり高くさせているのではないかということ。
根拠となる統計や数字の突合は後に回す。
経済的な基盤の不安定さはそのまま生活への安心感が不安定になるということ。
それっておそらく心配したことがない人にとっては想像をはるかに越えるような恐怖、不安、緊張があるのではないかと思う。
そしていよいよ切羽詰まった時に考えることは「死」ではないかと思う。
「お母さんが働けなくなると、私たちの御飯はなくなって死んじゃうかもしれない」
と泣く小学1年生の子どもに出会ったことががある。母子家庭で母が精神的に不安定な家庭であった。
そんな生活の中で保護者も子どもも余裕を持てるわけがない。
余裕が持てないと精神的にも不安定になりがちである。
その中で子どもたちは言うことを聞かないとなればもう大変。
言うことを聞かないというのは知っていてもいざ目の前にすると我慢できなくて
手を挙げてしまったり、暴言を吐いてしまうだろう。
もちろんそうではない家庭もたくさんあり、みんなにそんな目で見られるのはイヤ!と本当に必死に頑張っている人たちもいる。
本当にとても必死に頑張っている人たちを尊敬する。私は正直経験していないから。
みんな必死に生きようとしている証なんだが、どうしても子どもたちにとっては良くない環境である。でもそれは同時に保護者にとっても良くない環境である。
また、野菜は高いときも多く、栄養があることは知っているけど、たくさん買えないという家庭もあるのではないかと思う。
廃棄野菜を子どもの貧困の支援へ活用する
photo by MICOLO J Thanx 4 1.8 million views
そこで唐突だが、廃棄野菜の活用法はないものか?と最近考えている。
そのきっかけは自分が野菜が好きであることと、このニュースを見たからだ。
年間3億トンも廃棄されている鮮度や味、品質的にはまったく問題のない野菜や果物の活用法の成功例で、
Intermarcheが行ったのは廃棄処分になるはずだった野菜や果物を仕入れ、通常の3割引きの価格で店頭に並べます。
でもそれだけでは見た目が悪く味の保障がなかなか見えにくいので、それを見える形にしたんですね。
そこで、その形の悪い野菜や果物を使ったジュースやスープを試食品として隣に用意。形が悪くても品質については何も問題も無いことをアピールしたのです。
この取り組みは、見事に成功。最初の2日間での各店舗毎の販売量は平均1.2トン以上。来客数も24%も増加した。しかも「食糧の無駄をなくそう」という姿勢に多くの人が共感し、SNSを通じて一月で1300万人以上もの人にその意思が伝わり、TVなどのメディアでも大きく取り上げられた。 多くの人に正しい食品の知識を与え、食品ロスを減らし、しかも売上、集客もアップするという素晴らしいアイデアです。
しかし「素晴らしい!」なんて人ごとではありません。 日本でもまだ食べられる食品の廃棄、いわゆる食品ロス(野菜・果物に限らず)が、年間約500~800万トンもあります。
そうなんですよ。
日本もかなりの廃棄野菜がある。でもそれを活用するにはハードルが高いという現実もあるみたいなんです。
そこで日本の廃棄野菜の実情を調べるとこんなブログに出会いました。
xn--98jxbh17co03s7oeww0eymj.jp
タイトル通りですが、解説がわかりやすいので、リンクを載せます。
廃棄野菜ってかなり多いみたいで、規格外というだけで畑に帰る野菜たちで、
普段農家の人と接していない人たちは「もったいない!」と思うかもしれませんが、
農家としては、こういった野菜に手をかける時間がないんです。育てはしたものの、全てにきちんと対処をしていたらその経費の方がもったいないなんてことは容易に想像が付きます。
それだけではなく、某知恵袋にはいろんな意見が寄せられていました。
「廃棄野菜だけくれと言われても、売った形になったら、責任を感じるのが農家。
良い物を作って、適正な値段で売るのが、農家のプライド。」「JAに全量出荷になっているなどの生産調整が指示されりと保険がらみと委託生産品の場合、売ったら問題になりますから売れない。」
「畑にまだ植わった状態の物をどうやって売るのか。」
「B品をひろって売るよりは面積をひろげる方が楽で収益もあがるため、廃棄野菜を流通させるのは難しい。」
なるほど・・・全然知らなかった。
でも、もっと活用したいという人たちもいるのではないかな?と思います。
じゃあどうしたらいいの?が具体的にならないからそのままになっているのかな?と思います。
私が考えたアイディア
規格外野菜がほしい家庭(貧困家庭に限ったり限らなかったり・・・家庭の数は調整)に収穫所まで来てもらって収穫の手伝いをしてもらい、規格外の野菜はその集まった家庭で分ける。その時に値はあらかじめ○グラム何円と決めておく。
対象は親子参加や子どもたちだけの参加、障がいを持っている人やホームレス支援の人の参加など、社会的に支援が支援が必要な人たちの回や、そうでなはない家庭の参加の回などさまざまな回ができるのではないか?と思う。(少し主旨とずれているが・・)
その場合、
農家は価値がつかない野菜に価値がつき、収入につながる。また、収穫の手間が少し省ける。(おそらく教える、指導することに労力が必要だと思うので・・・)
参加した家庭は農業体験と美味しくて安い野菜という価値を手に入れることができる。
こんなことを考えてみたが、おそらく交通手段や、かなり調整がいる話だと思うが、現実にできるとwin-winの関係ではないかと思う。
しかも、ここに例えば、料理の上手な農家のお母さんたちが料理教室をしていくらかの会費を払ってもらい、その規格外の野菜を使った料理をふるまいみんなで食べるとか。
仲介をするのは自治体が小さければ行政が担ってもいいし、NPO法人や会社を作り売り上げに応じてペイをもらうという形というのはできないものか?
私はまだまだ農業に対して知識不足で勉強が足りていないことばかりだし、
このアイディアが正しいとも思っていないが、
何かを作りだすヒントになるのではないか?と思っている。
できれば皆さんの力をお借りしたい。
教えてほしいし、もしくは一緒に考えてくれる人がいるならとても嬉しい。
現実どういうことが問題になりそうか。
考えなければいけないのはどういうことなのか?
もし協力してもらえるならシェアしてほしい。
そしてコメントをいただけたら必ず返信します。
もし形にできるなら形にすることも考えたい。
でも一つのアイディアが違うところに活かされることが全くないとも
言えないと思うので、思い切って書いてみた!
何か意見等ある方は是非コメントください。
よろしくお願いします。
みのちのか